世界陸連は30日にテレビ会議形式で開いた理事会で、組織的なドーピング問題を抱えるロシア陸連が罰金など631万ドル(約6億9400万円)を8月15日までに支払わなければ除名処分とすることを決めた。総会で承認されればロシア選手は東京オリンピック(五輪)など国際大会の出場資格を失う。

ロシアのスポーツ相は財政支援する考えを示したという。ロシア陸連には組織の改善計画提出も求めた。

2015年11月から資格停止処分を受けているロシア陸連は、昨年も幹部が関わった隠蔽(いんぺい)が発覚するなど問題が長期化。総額1000万ドル(約10億5000万円)の罰金を科され、その半分と諸経費を今月1日までに支払うことが、一部のロシア選手に個人資格の「中立選手」として五輪参加を認める条件だったが、果たされていなかった。(共同)