日本陸連は30日、8月23日に国立競技場で開催されるセイコー・ゴールデングランプリ(日刊スポーツ新聞社共催)の男子100メートルにエントリーした選手を発表した。

前日本記録9秒98の自己記録を持つ桐生祥秀(24=日本生命)、昨年7月に日本人3人目の9秒台となる9秒98を出した小池裕貴(25=住友電工)、過去に10秒00を2度出し、約1年3カ月ぶりの実戦となる山県亮太(28=セイコー)。また自己記録10秒07で、世界選手権男子400メートルリレーでは2大会連続銅メダルに貢献した多田修平(24=住友電工)、16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)男子400メートルリレー銀メダリストで、復調の気配が漂う自己記録10秒08のケンブリッジ飛鳥(27=ナイキ)も名を連ねた。

まさに日本のトップスプリンターがそろった。残りの出場選手は固まり次第、発表される。1年後には東京五輪の舞台となる国立競技場で熱い戦いが繰り広げられる。