新潟市開催の陸上日本選手権(10月1~3日、デンカビッグスワンスタジアム)で新潟アルビレックスランニングクラブ(RC)のメンバーが活躍を誓っている。

男子円盤投げの高倉星也(24=上越市出身)は「記録よりも結果。表彰台を狙う」と目標を明確にした。自己ベストは大会記録で優勝した北陸実業団(5日)での54メートル53。勢いを実感し迎える日本選手権は「アジア選手権に出たい」と選考レースに加わる土台にする。

地元開催にモチベーションは高い。15年のデンカビッグスワンでの開催は標準記録をクリアできず不参加。「ここで結果を出せれば恩返しできる」。上り調子を実感しながら大舞台に臨む。

◆高倉星也(たかくら・せいや)1996年(平8)9月17日生まれ、上越市出身。頸城中では短距離選手。上越総合技術高で円盤投げを始める。3年時にインターハイ4位。新潟医療福祉大に進み、4年時のインカレ5位。昨年の日本選手権は7位。187センチ、120キロ。