19年の世界リレー横浜大会で男女混合4×400メートルに出場した稲岡真由(24=RUN JOURNEY)が、21年の世界リレー(ポーランド)の出場を誓った。24秒92で優勝。「25秒切れたのはホッとした。もうちょっとほしかったので70点ぐらいです」と満面の笑みで語った。

京都出身の稲岡は「走ることだけが得意で、友達から一緒にやろうと言われて」と中1から本格的に陸上を始めた。兵庫・尼崎市の園田学園女子大に進学し、18年の全日本インカレでは女子400メートル決勝に出場し4位と健闘した。

今年の春は新型コロナウイルスの影響でトラックが使用できなかったため、自宅近くの階段を駆け上り実力の底上げをしてきた。昨年の世界リレーは予選5位だったが、24歳は「今までにない応援をもらって楽しかった。力の差を感じたけど刺激になった。また出たいですね」と語った。