世界陸連のセバスチャン・コー会長(64)が8日、国立競技場を視察し、将来的な世界選手権の開催を熱望した。

東京オリンピック(五輪)・パラリンピックのメーンスタジアムを「持続可能性が高いスタジアム。美しい」と絶賛し、「状況が落ち着いた時に、世界選手権を日本に持ってきたいと思っている。できれば国立競技場で開催したい」と述べた。国際大会の開催に必要なサブトラックは、東京五輪・パラリンピック後に撤去されることが決まっているが、「できれば維持していただきたい」。その上で「日本の陸上、世界の陸上にとってもレガシーとなる施設だと思う」と語った。

世界選手権は22年に米ユージン、23年ブタペストでの開催が決まっている。