中大の期待の1年生、吉居大和が快走を見せた。序盤からチームメートの森凪也(3年)らとともに日本人トップグループにつけ、「積極的に入ることができた」。

終盤、同じ1年で順大の三浦龍司らも集団に加わってきたなか、ラストスパートで三浦に後れを取ったが、それでも1時間1分47秒の好タイムでフィニッシュ。「三浦君に勝ちたい思いがあったが、(脚が)動かなかった。また一緒に走る機会があれば勝てるように頑張る」と話した。

7月のホクレンディスタンス千歳大会5000メートルでは、U20(20歳以下)日本記録の13分28秒31をマークしたルーキー。チームの予選2位通過、歴代最多となる94回目の本戦出場に貢献した。