山梨学院大が7位で、2年ぶり34回目の出場を決めた。飯島理彰監督は「非常にうれしく思ってます。森山主将を中心にきつい練習にもたえてくれた」とたたえた。

チームは昨年の予選会で17位に沈み、初出場から続けてきた連続出場が33回で途切れていた。今季から指揮を執った新監督は、10時間30分50秒の結果を「良いタイムだと思う。全体的な底上げができている」と評価した。

森山真伍主将は「終わった瞬間、まずは自分のタイムを見た時に、目標に及ばず、そこは悔しい。日本人トップを狙っていたので悔しいが、続々とすぐ後から帰ってくる選手を見て、10人が早い段階で帰ってきた。うれしい気持ちになりました」と振り返った。

自身は夏に負ったケガの影響で2カ月間別調整が続いていたという。昨年逃した本戦切符を取るための責任感の強さから、「意気込みすぎたかな」と全体74位と奮わなかった。それでも、仲間はこの日のハーフマラソンで自己ベストを続出するなど頼もしかった。