青学大のエース吉田圭太(4年)は28分32秒34の組7着だった。

「他大学の記録に比べたら、正直、物足りないのが現状。もっと頑張らないといけないと思う大会になった」。結果を奮起の材料にしていた。

アンカーだった1日の全日本大学駅伝は先頭でタスキを受けたが、3人に抜かれた。「全日本は僕のせいで負けてしまった。普通に走れたら、勝てていた」と振り返る。青学大という常勝軍団のエースという重責。気負いもあって、思うように走れなかった。

箱根へ向けては、仲間の励ましにも助けられ、気持ちは切り替わっている。「まずは自分が楽しんで走って、力を全部出し切れるように」と笑顔で話した。