2年連続6度目の優勝を狙う青学大が、エース区間の2区(23・1キロ)で13位と大きく順位を落とした。 1区を6位で走った吉田圭太(4年)からたすきを受けた中村唯翔(2年)がブレーキ。15キロすぎの権太坂で10位に後退し、その後もペースを上げることができずに13位まで後退した。

「圭太さんがいい位置でたすきを持ってきてくれたんですが、チームのみんなに迷惑をかけることになってしまった」

層の厚いチームの中でも1万メートルで5番目の28分45秒92のタイムを持つ走りを発揮できず、1時間8分29秒で区間14位にとどまった。

「これが今の自分の力。他大学のエースに比べて自分の力が足りなかった。再優勝を狙うチームの2区で緊張もしたし、プレッシャーもあった。でも、自信を持ってスタートラインにたってたので…」

思わぬ失速で王者はトップと2分13秒差を追いかけることになった。