名古屋ウィメンズマラソン初優勝を飾った松田瑞生(25=ダイハツ)に“張り切り抑制”の方針が示された。

レースから一夜明けた15日、名古屋市内で記者会見。山中美和子監督(42)は「1~2年以内には」と野口みずきが持つ2時間19分12秒の日本記録更新を期待し「ずっとストイックにやる選手。うまく気持ちにメリハリをつけて、緩急をつけながらやりたい」と今後を見据えた。

松田も「挑戦し続けたい」と意欲を見せた上で、まずは東京オリンピック(五輪)補欠として「日本VS世界。出る選手と同じ気持ちで準備したいし、調子を合わせたい」と照準を定めた。