寺田明日香(31=ジャパンクリエイト)が自らの日本記録を0秒01更新した。追い風1・6メートルの条件下、速報値は日本記録タイの12秒97だったが、確定タイムで12秒96と表示されると「ぎゃあ~!」と絶叫。満面の笑みで「まず表示が97だったので、2回同じ大きな記録を出すことが私はよくあるんですが、0・01ですが、自己ベスト、日本記録を更新できたのはうれしかったです」と振り返った。

男子110メートル障害決勝でも金井大旺(ミズノ)が日本記録を樹立。ハードル界で好記録が相次ぎ、寺田の視線も12秒84の東京五輪参加標準記録に向く。「予選はなかなか体が動かなかったけれど、決勝は少し体が動いた。できるところまでやれたらいいなと思った。(五輪参加標準記録を)更新できるように頑張っていきたい」と誓った。