陸上の関西実業団選手権第2日は15日、大阪・ヤンマースタジアム長居などで行われ、男子走り幅跳決勝で、津波響樹(23、大塚製薬)が7メートル86センチの大会新記録で優勝した。

津波は、9日に行われた五輪テスト大会で5位と思うような結果が出なかったが、この日はリラックスしていた。1本目はファウルで終わるも、3回目の跳躍で、大会新記録をマーク。その後、5回目の跳躍では、わずかにファウルだったが8メートル11センチと後半にかけて跳躍内容を上げた。

「今回の大会でいい結果が出て良かった。日本選手権がある競技場で跳べて良かった」

津波は笑顔で振り返り、6月24日に控える日本選手権(大阪・長居)に向けて「このいい動きを忘れず、日本選手権に向けて練習していきたい。連覇もしたいけど、オリンピックの内定が欲しい」と語った。