全国高校総体予選を兼ねた青森県総体が開幕した。大会は30日まで、無観客で開催される。

自身初の県総体で輝いた。青森山田・平木陽(2年)が女子400メートルで、ただ1人の50秒台をマークし、57秒74で優勝した。スタートから加速し勢いをつくると、後半200メートルの間に2段階のギアチェンジ。相手を寄せ付けずゴールを駆け抜けた。「56秒台を目標にしていた。東北総体に向けてまだ時間はある」と現在の自己ベスト(57秒17)の更新へ、前を向いた。29日の女子200メートルもエントリー。8日の県春季では自己ベストの25秒29を出して優勝しており、大会2冠も視野に入れる。「この調子で総体も200メートルでまたベストを出せたら」と闘志を燃やした。

▼女子400メートル <1>平木陽(青森山田)57秒74<2>柴田桃子(八戸西)1分0秒10<3>東芙多葉(大湊)1分0秒17<4>三上雛(青森)1分0秒21<5>小野沢涼音(青森東)1分0秒72<6>秋田有里奈(青森北)1分1秒46。