大学3大駅伝の初戦、出雲駅伝が2年ぶりに開催された。快晴の下、12時のスタート時の気温はなんと29・7度。33回目を数える大会で、10月としては異例のかつてない酷暑のレースとなった。

解説の瀬古利彦氏は「こんな暑いレースはないんじゃないでしょうか。スローペースになりそう」と展開を予想。言葉通り、1区開始から飛び出すチームはなく、コロナ禍にあって全20チームが「密」に詰まったダンゴレースの様相を呈した。