東日本実業団対抗駅伝は3日、埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場および公園内特設周回コースの7区間、76・4キロで行われ、富士通が3時間40分4秒で2年連続4度目の優勝を果たした。1秒差の2位でたすきを受けた最終7区の横手健が残り約1キロでホンダの設楽悠太をかわした。ホンダが8秒差の2位となり、さらに5秒遅れで日立物流が3位だった。12位までが来年1月1日の全日本大会(群馬)の出場権を獲得した。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、昨年に続いて公道ではなく公園内のコースで開催された。

富士通のアンカーを務めた横手はホンダの実力者、設楽に食らいついた。残り約1キロで前に出て、競技場に入る手前で加速。最後はトラックで突き放した。「ラスト勝負を一発で決められればという思いで走っていた」と、狙い通りの逆転劇で連覇に貢献した。4区を終えて4位だったが、5~7区で1つずつ順位を上げた。5区で区間2位の力走を見せた東京オリンピック(五輪)5000メートル代表の松枝は「力を出し切って優勝したいと思っていた。ニューイヤー駅伝に向けてしっかり仕上げたい」と、全日本大会でも2連覇を狙う。