駒大が青学大との接戦を制し、5時間12分58秒の記録で2連覇を達成した。14度目の優勝で、駒大が持つ歴代最多優勝記録を更新した。

駒大は7区(17・6キロ)で、絶対エースの田沢廉(3年=青森山田)が4位から一気に首位に立ち、2位の青学大に18秒差をつけて最終8区(19・7キロ)の花尾恭輔(2年=長崎・鎮西学院)へ。花尾が青学大の飯田貴之(4年=千葉・八千代松陰)にいったん追いつかれて並走を続けたが、残り2キロで突き放した。

青学大が8秒差で2位に入り、1分22秒差で3位に順大、1分55秒さで4位に国学院大が続いた。

出雲駅伝を制し「台風の目」と目された東京国際大は、3区(11・9キロ)ヴィンセント(3年=ケニア・チェビルベレク)、6区(12・8キロ)丹所健(3年=神奈川・湘南工大付)が区間賞と奮闘し、一時は首位に立っていたが5位に終わった。

6位に早大、7位に明大、8位に中大が入り、来年の本大会につながるシード権を獲得した。