日本陸連の2021年の年間表彰式「アスレティックス・アワード」が9日、東京都内で開かれ、東京オリンピック(五輪)男子20キロ競歩で日本選手初となる銀メダルを獲得した池田向希(旭化成)が最優秀選手に選ばれた。受賞者一覧は次の通り。

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◆アスリート・オブ・ザ・イヤー

・池田向希(旭化成)

東京五輪男子20キロ競歩で日本人初の銀メダルを獲得

 

◆優秀選手賞

・山西利和(愛知製鋼)

東京五輪男子20キロ競歩で銅メダルを獲得

・田中希実(豊田自動織機TC)

女子1500メートルの日本記録を樹立し、この種目日本勢初となる五輪出場権を獲得。東京五輪にて日本記録を2度更新(女子1500メートル予選・準決勝)し、8位入賞

・三浦龍司(順天堂大学)

東京五輪男子3000メートル障害物で日本人初の7位入賞。今年度3度の日本記録更新

・鈴木健吾(富士通)

第76回びわ湖毎日マラソンで、非アフリカ系選手として初めて2時間5分を破る2時間4分56秒の日本記録を樹立

 

◆新人賞

・泉谷駿介(順天堂大学)

第105回日本陸上競技選手権大会男子110メートルハードル優勝、日本記録樹立13秒06。東京五輪男子110メートルハードル準決勝進出

・一山麻緒(ワコール)

第40回大阪国際女子マラソン優勝、大会記録樹立2時間21分11秒。東京五輪女子マラソン8位、同種目日本勢4大会ぶりの入賞

・佐藤圭汰(京都・洛南高)

男子1500メートルU20日本記録と日本高校記録を樹立3分37秒18。男子5000メートル日本高校記録樹立13分31秒19。2021年U20世界ランキング:1500メートル7位、2021年U18世界ランキング:5000メートル4位、1500メートル3位

・村上来花(青森・弘前実業高)

2021年4月に女子ハンマー投で日本高校記録とU20日本記録を樹立62m88。2021年U20世界ランキング13位、2021年U18世界ランキング1位

 

◆特別賞

・朝日新聞社

福岡国際マラソン選手権大会の運営を長年にわたり担い、日本マラソン界の普及、発展に寄与

・佐藤友祈(モリサワ)

東京パラリンピックT52クラスで400メートル55秒39(パラリンピックレコード)金メダル。1500メートル3分29秒13(パラリンピックレコード)金メダル