小説やテレビドラマで人気を集めた「下町ロケット」作者の池井戸潤氏の事務所公式ツイッターが「駒澤大学・佃康平さん、頑張ってください」と投稿した。

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「下町ロケット」の主人公は佃航平。「康」と「航」という1文字違いではあるが、同姓同名とあって、駒大の佃が8区を走った昨年も「勝手に応援しています」と投稿していた。この日は「~頑張ってください」の投稿に続き、カッコ内で「『下町ロケット』の社長は佃航平です」と付け加えて説明していた。

「下町ロケット」は、数々の逆境を佃航平や、佃が社長を務める佃製作所の面々が乗り越えていく物語で、多くの共感を集めて人気となった。駒大は、首位青学大と3分28秒差の3位から復路をスタート。復路の先陣を切った佃康平が、帝京大を抜いて2位に浮上し、青学大との差も10秒縮めた。

復路の“ロケット”スタートとまではいかなかったが、昨年に続く復路での逆転総合優勝への希望をつないだ。大学4年間の集大成にふさわしい、佃製作所ばりの技術の高さを示す走りを披露した。