青学大が2年ぶり6度目の総合優勝を飾った。10時間43分42秒。大会記録(10時間45分23秒=20年・青学大)を大幅に更新する歴史的な圧勝だった。

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2位順大には10分51秒も大差をつけた。この記録にテレビ解説を務めた日本陸連ロードランニングコミッションリーダー、瀬古利彦副会長は「オールスター軍団で臨んでも、(青学大には)勝てないんじゃないかな」とうなった。

「ロケットスタート」の中大・吉居大和、「学生最強」の駒大・田沢廉、「湘南の暴れん坊」東京国際大・丹所健、「心の走り」創価大・嶋津雄大、「令和の山の神」帝京大・細谷翔馬ら往路で区間賞を獲得した夢のようなラインアップで臨んだとしても、青学大の総合力には勝てないのでは? という最高のたとえだった。