6日に開催される東京マラソンの出場者会見が4日、都内で行われ、世界記録保持者でオリンピック(五輪)連覇中のエリウド・キプチョゲ(37=ケニア)がロシアのウクライナ侵攻について言及した。

キプチョゲは「申し上げたいのは、みんな人間です。テーブルに集まり解決策を見いださなければ前に進めない。ロシア、ウクライナ政府関係者が同じテーブルで話し合うことが大事だと思います」と平和を願った。

3連覇が懸かる24年パリ五輪を目指すか問われると「パリは考えている」と断言。いつまで現役を続けるかについては「やめると言うことはない。世界中で、マラソンは慈善活動のためにもできる。走ることをやめることはない。世界中を回ってみたい」と述べた。