◆世界選手権マラソン代表の選考方法 

米オレゴンで7月に開催される世界選手権のマラソン男女代表は各3選手。男女の各1人目は、20年度と21年度の2年間の総合成績をポイント化した「ジャパン・マラソン・チャンピオンシップ(JMC)シリーズ1」のランキング1位者(日本選手権者)。この対象者が辞退した場合は、JMCシリーズ1のランキング上位者から選考。男女の各2、3人目は21年度の選考競技会(男子=福岡国際、別府大分毎日、大阪・びわ湖毎日、東京。女子=大阪国際、東京、名古屋ウィメンズ)で、派遣設定記録(男子=2時間7分53秒、女子=2時間23分18秒)をクリアした日本人2位以内の競技者。これで3枠が埋まらない場合は、JMCシリーズ上位ランキングから選出する。

東京の結果を受け、JMCシリーズ1のランキングが更新され、鈴木健吾(富士通)が男子の1位に。また、女子で一山麻緒(ワコール)も1位となり、夫婦での世界選手権出場が確実な状況となった。