世界最高額の優勝賞金25万ドル(約2875万円)は、27歳のチェプンゲティッチ(ケニア)が獲得した。

わずか5キロで「私にとってはスローだった」とPMを置き去りにして独走。30キロでサルピーターに追いつかれたが、33キロ過ぎの上り坂でスパートして、再び置き去りにした。「1度追いつかれたが、(坂で)前に行こうと決めた。練習の段階から『私が優勝するんだ』という気持ちを持っていた。いいレースだった。心地いい」と笑顔を見せた。19年世界選手権ドーハ大会の優勝者は、破格の賞金について質問されて「ふふふ」とにっこり笑みを浮かべて「使い道はまだ考えていません」とした。7月の世界選手権は連覇をかけて出陣する。