女子1万メートルで日本歴代2位(30分45秒21)の記録を持つ不破聖衣来(せいら=拓大2年)が、今シーズン初戦の5000メートルに出場し、12人中12位の最下位だった。記録は17分30秒45。

序盤から先頭集団に加わることなく、一貫してマイペースで走った。残り2週で先頭集団に周回遅れとなったが、淡々とした様子で完走した。

レースに出るのは、1月の全国都道府県対抗女子駅伝(4区区間賞)以来。3月25日に19歳の誕生日を迎えた日本陸上界の至宝が、3カ月ぶりの実戦。世界選手権(7月・米オレゴン)切符がかかる5月7日の日本選手権1万メートルに向け、調整している。

優勝は山本有真(名城大)で15分49秒19だった。