日本陸連は31日、日本選手権(6月9~12日、大阪・ヤンマースタジアム長居)で男子100メートルに出場予定だったケンブリッジ飛鳥(29=ナイキ)が欠場することを発表した。欠場理由は「右脚股関節加療及び交通事故による治療、コンディション調整に時間を要するため」とした。

16年リオデジャネイロ五輪400メートルリレー銀メダルメンバーのケンブリッジは、4月26日に追突事故に巻き込まれ、軽度の頸椎(けいつい)捻挫を負った。事故後1週間は安静加療に努め、調整を重ねたが、出場を見送る形となった。

日本選手権は世界選手権(7月、米オレゴン州)の代表選考会を兼ねており、参加標準記録(10秒05)をクリアした上で3位以内に入れば代表に内定していた。

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