函館マラソンは3日、北海道函館市の千代台公園陸上競技場発着で行われ、ハーフマラソンの女子は東京五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)が1時間8分28秒の大会新記録で優勝した。

前田は格の違いを見せ、自己記録を40秒更新する快勝劇を演じた。多くの選手が暑さに苦しむ中で大会新をマークし「自分のリズムでしっかり押して走っていこうと思って、最後まで粘って走ることができた」と納得の口ぶりだった。

33位に終わった昨夏の東京五輪後はけがなどに苦しんだが、5月の仙台国際ハーフで復帰。6月は米国合宿でも強化を図ってきた。MGC出場権獲得が懸かる8月の北海道マラソンへ「MGCの資格をまずしっかり取って、東京五輪はすごく悔しい思いをしたので、パリ五輪に向けて頑張りたい」と決意を示した。

2024年パリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得している松下菜摘(天満屋)が2分16秒差の2位に入り、東京五輪1万メートル代表の安藤友香(ワコール)は4位だった。

ハーフマラソンの男子はポール・クイラ(JR東日本)が1時間2分17秒で制し、定方駿(マツダ)が29秒差の2位となった。(共同)