女子やり投げ予選(日本時間21日午前7時20分)は日本記録保持者の北口榛花(JAL)を筆頭に、上田百寧(ゼンリン)、武本紗栄(佐賀スポーツ協会)の3選手が出場する。

北口は、6月にパリで行われた世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第7戦で63メートル13を投げて優勝。2010年から始まったDLを日本人が制するのは初めての快挙だった。今大会は日本選手団の主将を務めるなど、大きな期待を背負う中で表彰台狙う。

女子5000メートル予選(同午前8時25分)には田中希実(豊田自動織機)、広中璃梨佳(日本郵政グループ)、萩谷楓(エディオン)が登場する。今大会3種目出場の田中は、疲労と戦いながら決勝進出を目指す。

男子400メートル準決勝(同午前11時15分)にはウォルシュ・ジュリアン(富士通)と佐藤風雅(那須環境技術センター)が進出。初出場の佐藤は、第2組で世界最速のキアニ・ジェームス(グレナダ)に挑む。第1組のウォルシュともども中盤以降、どれだけ粘れるか。今後につながる走りを披露したい。