京都の佐藤圭汰(駒大1年)が3区(8・5キロ)で出走し、トップと26秒あった差をひっくり返した。駒大のスーパールーキーが区間4位と好走し、首位でタスキを渡した。

先頭から26秒差で走りだした。徐々にスピードを上げ、今年1月の箱根駅伝1区7位の兵庫・目片将大(青学大)を抜き去った。23分36秒で駆け抜け、2位に2秒差をつけて4区へつないだ。

レース後は淡々とした口調で「トップに立った時は(区間の)最後のほうだったので、逆転されないようにと思った」と振り返った。逆転を果たし、「心肺系はきつかったんですけど、足はいける感じだった。自分の力を出し切れた」と静かに胸を張った。

佐藤は京都・洛南高校時代に1500メートル、3000メートル、5000メートルの3種目で高校記録を樹立した期待のホープ。3大駅伝では出雲2区区間賞、全日本2区2位となったが、今年1月の箱根駅伝では出走しなかった。

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