箱根駅伝で6度の総合優勝を誇る青山学院大の原晋監督(55)が3日、立命館大の箱根挑戦を歓迎した。

自身のツイッターを更新して「素晴らしい挑戦! 101回大会以降も恒久的に全国から参加できる事期待する!」とつづった。

立命館大は、全国の大学から挑戦ができるようになった箱根について、陸上部の公式HPでチャレンジすることを正式に表明。同部の田中裕介コーチ(37)は2日「挑戦することは人生において大きな糧になる。誰もやっていないところにチャレンジしたい。学生にとって絶好の機会」と明かしていた。 

原監督は昨年7月、関東学生連盟が第100回大会(24年1月2、3日)の全国化を決めた際に「素晴らしい英断ですね。100回大会だけで終わらせるのではなく、未来永劫(えいごう)のシステムにしたいですね。我々のライバルは陸上界の各大学チームではない、『サッカー界や野球界』である! 魅力ある陸上界にしていくためにも必要な改革でですね…」と自らの考えを表明していた。

第101回大会以降の大会形式については決まっておらず、検討課題となっている。陸上界の「ファーストペンギン」を自認する原監督は、立命館大の正式表明に対して、エールを送る形となった。