GMOインターネットグループ陸上部は20日、公式ホームページ上で創価大のフィリップ・ムルワ(4年)の所属が内定したと発表した。

ケニア出身で、箱根駅伝では2年時から3年連続で2区を務めたムルワは、同部のホームページにて「夢は、ニューイヤー駅伝で活躍することです。また、オリンピックに出場し、GMOインターネットグループの代表として活躍をし、世界的に知られるマラソンランナーを目指します」とコメントを発表した。

ムルワは4年時の出雲駅伝で3区(8.5キロ)を担い、駒大・田澤廉(4年)や青学大・近藤幸太郎(4年)らが出走した同区間で区間賞を獲得。従来の区間記録を10秒更新し、23分36秒で区間新記録を打ち立てた。

内定先のGMOインターネットグループは、今年1月の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で5位入賞。21年東京オリンピック(五輪)の男子マラソン6位入賞の大迫傑(31=ナイキ)が参画したことでも話題となった。

創価大でチームメートだった嶋津雄大や青学大・岸本大紀も、今春から同部へ進む。