学生6人が出場し、実業団ランナーと対決した。

学生トップは、昨季の大学3大駅伝「3冠」に貢献した駒澤大の佐藤圭汰(2年)で13分24秒29の4位。序盤から前方につけたものの、最後は上位3人に離された。「力不足です」と肩を落としつつ「悔しいけど、自分は悔しさを知った方が強くなれる」と前を向いた。

中央大のエース吉居大和(4年)は13分27秒72で8位。兄弟で隣同士でスタートした弟駿恭(2年)は13分42秒96で21位だった。

順天堂大のルーキーで同種目の高校記録(13分22秒99)保持者の吉岡大翔(1年)は、13分36秒85で14位。シーズンベストを記録したが「全然通用しなかった」と唇をかんだ。

優勝は16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)3000メートル障害代表の塩尻和也(26=富士通)で、13分19秒85をマークした。2位は昨夏の世界選手権(米オレゴン州)代表の遠藤日向(24=住友電工)、3位は清水歓太(27=SUBARU)だった。

◆学生勢の結果

〈4位〉佐藤圭汰(駒大)13分24秒29

〈8位〉吉居大和(中大)13分27秒72

〈10位〉鈴木芽吹(駒大)13分31秒78

〈14位〉吉岡大翔(順大)13分36秒85

〈21位〉吉居駿恭(中大)13分42秒96

〈22位〉石原翔太郎(東海大)13分53秒16