男子走り幅跳びで日本記録の8メートル40を持つ城山正太郎(28=ゼンリン)が、日本選手権で初優勝を飾った。

5回目までは7メートル82が最高だったが、6回目の跳躍で8メートル11を記録。3連覇を狙った橋岡優輝に5センチ上回り、念願のタイトルをとった。城山は「日本選手権は2位が2回で、とりたいと思ってた」と喜び「ひとつ殻を破るきっかけになった」と手応えを口にした。橋岡は8メートル06で2位。セイコーゴールデングランプリで世界選手権の参加標準記録(8メートル25)を上回る8メートル26を記録していた吉田弘道は、4回目以降に進む上位8人に残らず敗退した。