女子1500メートルで16年リオデジャネイロ大会からオリンピックを2連覇中のフェイス・キピエゴン(29=ケニア)が、14分5秒20の世界新記録で優勝した。

今月2日のダイヤモンドリーグ第3戦イタリア・フィレンツェ大会では、1500メートルで世界新となる3分49秒11をマークしており、1週間で2種目の世界記録保持者となった。

キピエゴンはギデイ(エチオピア)の背後にピタリとつけ、2位で終盤へ。残り700メートルほどのところで抜き去り、ラスト200メートル以降で一気に差を広げた。

従来の世界記録(14分6秒62)を1秒42更新する快走。会場の喝采を浴びながら、驚いた表情で喜んだ。