東京都の小池百合子知事が13日、25年に開催を予定している陸上世界選手権東京大会をちょうど2年後に控え、新宿区内で行われたシンポジウム「TOKYO FORWARD 2025」に出席した。
会の冒頭で小池氏があいさつ。先月27日までハンガリー・ブダペストで開催された世界選手権を現地で視察し「世界最高峰のアスリートが躍動していて、盛り上がりを見せていた」と振り返った。
東京大会成功へ向け「日本陸上競技連盟と密接に連携して大会を開催する。ぜひとも、国立競技場を満員にして世界のアスリートを間近で応援して頂ければ」と意欲を口にした。
アスリートトークショーでは、ブダペスト大会女子5000メートル8位入賞の田中希実(24=ニューバランス)、男子20キロ競歩で21年東京五輪銅メダルの山西利和(27=愛知製鋼)らが登壇。世界選手権の裏話や2年後の東京大会に向けて意気込みを語った。