東洋大陸上競技部は21日、公式SNSなどで、10月9日の出雲駅伝(出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前)のエントリー選手10人を発表した。

左足首の故障のため、昨季の学生3大駅伝を欠場していた松山和希(4年)がエントリー入り。箱根駅伝で1年時から2年連続でエースが集う2区を任されていたチームの要は、6月の男鹿駅伝で4区(3・8キロ)を走り、13分05秒の区間2位と復活への1歩を刻んでいた。5月の関東インカレ1部ハーフマラソン3位の梅崎蓮(3年)も名を連ねた。

その一方で、佐藤真優主将(4年)、男子5000メートル元高校日本記録保持者の石田洸介(3年)がメンバーから外れた。また、すでにエントリー選手を発表している中央大、青山学院大、国学院大、創価大、関西大と異なり、1年生のエントリーは0人で臨む。

東洋大は昨季の3大駅伝で、出雲9位、全日本8位、箱根10位。SNSには「エントリーメンバー全員が出雲駅伝初出場となりますが、鉄紺らしい走りで上位進出を目指します!!」と意気込みをつづった。

例年10月に開催される出雲駅伝は全6区間(45・1キロ)で争われる。10月8日の区間エントリーで正選手6人、補員2人が登録され、大会当日の午前9時20分までがメンバーの変更期限。今大会には昨季3冠の駒澤大、前回5位の順天堂大、今年1月の箱根駅伝6位の早稲田大なども出場する。

◆エントリーメンバー

熊崎貴哉(4年)、菅野大輝(4年)、松山和希(4年)、村上太一(4年)、梅崎蓮(3年)、小林亮太(3年)、網本佳悟(2年)、緒方澪那斗(2年)、岸本遼太郎(2年)、西村真周(2年)