<陸上:静岡国際兼世界選手権代表選考会>◇3日◇静岡県・小笠山総合運動公園エコパスタジアム

 女子走り幅跳びは、日本のトップ2選手が欠場し外国勢優位と思われたが、高武華子(20=福岡大)が6メートル31で優勝。6メートル27で並んだ外国2選手を抑えた。だが、高武自身は「周りの選手を気にせず、自分に向き合って試技に臨んだ」と言う。4月には自己記録の6メートル41を跳び、日本のトップレベルに迫っている。高校チャンピオンにもなった高武だが、大学には一般入試で薬学部に入学。「以前は大変でしたが勉強と練習の切り替えのコツをつかめてきた」ことが記録の伸びにつながっている。