ケニアの警察当局は17日、2008年北京五輪男子マラソン金メダリストで15日に自宅で死亡したサムエル・ワンジル選手の死因についての捜査を開始した。

 ワンジル選手は女性と一緒にいるところを妻に見つかり、口論の後に自宅の2階バルコニーから飛び降りたとされる。だがワンジル選手の母親は「息子は妻に寝室で殺された後、バルコニーから放り投げられた。あの高さから落ちて死ぬはずがない」と主張している。