<陸上:東日本実業団選手権>◇最終日◇22日◇埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

 男子砲丸投げは日本記録(18メートル64)保持者の山田壮太郎(25=富士通)が1回目に17メートル66をマークし、2位に1メートル以上の大差で逃げ切った。山田は投てき選手にしては走ったり跳んだりするトレーニングが多いのが特徴。4月の兵庫リレーカーニバルで18メートル32を投げた頃よりも「走りのドリルで感じをつかめているし、地面からの跳ね返りもよくなっている」と手応えを感じている。「日本記録を出した2年前と比べ、状態も良いし砲丸も押せている。いつ出ても不思議じゃない」。日本人初の19メートルスローが近いうちに見られるかもしれない。