<陸上:日本選手権>◇最終日◇12日◇埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

 男子400メートルは、第一人者の金丸祐三(23=大塚製薬)が貫禄の7連覇。A標準を既に切っていることから、今夏の世界陸上キップを手にした。第3コーナー手前からトップを確実にすると、広瀬英行(慶大4年)の追撃を振り切った。ただ45秒68のタイムには「もうちょっと、いいタイムでゴールしたかった」。常々、44秒台を目標タイムに公言しており「高野先生(高野進=44秒78の日本記録保持者)の記録が出て20年。ぜひ塗り替えたいと思います」と大目標を見据えた。