ロンドン五輪の男子マラソン代表最有力候補・川内優輝(24=埼玉県庁)が29日、市民駅伝レースで快走を見せた。毎年1月下旬に埼玉県飯能市で開かれる奥むさし駅伝に、「埼玉県庁」チームで参加。最終6区(9・283キロ)を27分15秒の区間賞記録で走りきった。沿道からは「川内頑張れ」「五輪だー」の大声援。「今日は距離も短いのでタイムトライアルで、スピード練習の意味がありました。今日は前半からつっこんで、前から落ちてくるランナーを追い抜いて、後半にどこまで粘れるかでした。よかったです」と満足げに答えた。