＜別府大分毎日マラソン＞◇５日◇大分市高崎山うみたまご前－大分市営陸上競技場（４２・１９５キロ）

　アルン・ジョロゲ（小森コーポレーション）が２時間９分３８秒で初優勝、初マラソンの松村康平（２５＝三菱重工長崎）が２時間１１分１８秒で日本人トップの４位に入った。

　ジョロゲは３７キロ手前で抜け出して独走態勢に入り、そのままゴールした。松村は３０キロすぎに一度は後退したものの、残り２キロを切って日本人トップを走っていた森脇佑紀（ＪＦＥスチール）をとらえた。森脇は２時間１１分５２秒で５位。

　タレント猫ひろし（本名滝崎邦明）は自己ベストを７分以上更新する２時間３０分２６秒の５０位で、カンボジア国籍でのロンドン五輪出場へ一歩前進した。女子は望月千幸（キヤノンアスリートクラブ九州）が２時間４３分１２秒で２連覇した。（スタート時曇り、気温８・０度、湿度５９％、北北東の風１・０メートル）