<陸上:東日本実業団駅伝>◇3日◇埼玉・さいたま市~熊谷市◇女子6区間42・195キロ、男子7区間77・5キロ

 3年連続3位だった女子のユニバーサルエンターテインメントが、念願の優勝を果たした。3区でエースの新谷仁美(24)が区間新の快走でトップに立ち、余裕で逃げ切った。

 5区で区間賞の那須川瑞穂(32)は、18日の横浜国際女子マラソンに出場。「小出さんをマラソンで世界の花咲じいさんにしよう、というのが昨年からの合言葉。ただのじいさんではなく」と笑わせ、チームが指導を受ける小出義雄氏(73=佐倉アスリート倶楽部代表)への恩返しを誓った。アンカーの堀江知佳(31)はベテランらしく「過去に個人的には(高橋)尚子さん、(鈴木)博美さんに頼りすぎる反省もあった。今は新谷に頼りすぎず自分の仕事をきっちりこなし、全日本で優勝できる雰囲気作りをしたい」と話した。