<第52回中部実業団対抗駅伝>◇18日◇愛知県田原市(7区間85・7キロ)

 10チームが参加して行われた。トヨタ紡織が4時間18分22秒で4年ぶり3回目の優勝を飾った。

 トヨタ紡織は1、2区で2位につけると、3区の椎谷智広(26)が区間賞の快走でトップに立った。4区の山本芳弘(29)も連続区間賞で、ライバルのトヨタ自動車との差を2分8秒に広げ、5、6、7区と連続区間賞を取ったトヨタ自動車に追い上げられたが29秒差で逃げ切った。

 本命に挙げられていたトヨタ自動車は、1万メートルで今季日本1位記録を持つ宮脇千博(21)が、内蔵に疲れが出て欠場したことが響いた。また、3区の藤本拓(23)と4区の高林祐介(25)がともに区間4位と誤算だった。

 7位のトーエネックまでが元旦のニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝)への出場権を得た。