札幌国際ハーフマラソンが7月に開催した第55回大会を最後に終了することが28日、分かった。主催者が公式サイト上に発表したもので、運営収支面などの問題を理由に挙げている。

 数少ない夏場のハーフマラソンとしてトップ選手の間に定着し、女子では高橋尚子が2000年に優勝して同年のシドニー五輪マラソン制覇につなげた。01年には野口みずき(シスメックス)が2位になり、04年アテネ五輪金メダルへの足場を築くレースとなった。