<全国都道府県対抗男子駅伝>◇20日◇広島市平和記念公園前発着(7区間=48キロ)

 終始安定した力を発揮した兵庫が、2時間19分51秒で2年連続5度目の優勝を飾った。(1)兵庫(2)東京(3)愛知(4)埼玉(5)千葉(6)広島(7)長野(8)秋田(9)大分(10)長崎(11)静岡(12)福井(13)栃木(14)岐阜(15)大阪(16)山口(17)京都(18)鹿児島(19)福岡(20)高知(21)熊本(22)宮城(23)福島(24)茨城(25)岡山(26)鳥取(27)山梨(28)徳島(29)群馬(30)三重(31)滋賀(32)奈良(33)岩手(34)佐賀(35)新潟(36)愛媛(37)和歌山(38)神奈川(39)山形(40)石川(41)宮崎(42)沖縄(43)島根(44)富山(45)香川(46)北海道(47)青森<1区=7キロ>

 号砲が鳴り、選手が一斉にスタートした。

 1キロ付近で青森が転倒したが、集団をすぐに追った。

 2キロ手前、兵庫・中谷圭佑(西脇工)が集団を引っ張っている。4キロをすぎて中谷がスパート。中谷がそのまま首位で2区にタスキを渡した。19分56秒の好タイム。2位とは2秒差。(1)兵庫(2)栃木(3)三重(4)福井(5)千葉(6)東京(7)愛知(8)岡山(9)長崎(10)滋賀<2区=3キロ>

 兵庫、千葉、栃木が並走。残り1キロで兵庫・池田親(加古川山手中)がスパート。首位を守ってタスキをつないだ。8分34秒の好タイム。2位とは13秒差。

 広島・新迫志希(志和中)が8分29秒で区間新記録をマークした。(1)兵庫(2)千葉(3)栃木(4)愛知(5)東京(6)福井(7)長崎(8)三重(9)熊本(10)埼玉<3区=8・5キロ>

 兵庫・藤井啓介(中央学院大)が快調に先頭を走っている。

 5キロすぎ、追い上げてきた東京・大迫傑(早大)が21秒差を詰め、藤井に並んだ。残り550メートルで大迫が藤井を振り切った。大迫は23分39秒の区間賞。2位とは8秒差。 (1)東京(2)兵庫(3)愛知(4)福井(5)静岡(6)京都(7)栃木(8)千葉(9)長崎(10)岐阜<4区=5キロ>

 700メートルで兵庫・秋山雄飛(須磨学園高)が東京・稲毛悠太(東京実高)をかわした。稲毛は秋山にピタリとついて走る。2・4キロで秋山が稲毛を引き離した。秋山が14分7秒の区間新を出し、首位でタスキをつないだ。2位とは1分差。(1)兵庫(2)東京(3)愛知(4)栃木(5)千葉(6)山口(7)長崎(8)大阪(9)岐阜(10)京都<5区=8・5キロ>

 兵庫・広田雄希(西脇工高)が淡々と首位を走っている。勢いは衰えず、25分で走り、首位でタスキをつないだ。2位とは50秒差。

 区間賞は東京・武田凜太郎(早実)で24分50秒だった。(1)兵庫(2)東京(3)千葉(4)愛知(5)大阪(6)山口(7)鹿児島(8)広島(9)福井(10)長崎<6区=3キロ>

 首位の兵庫・西村陽貴(三木中)は落ち着いた走りを見せた。8分58秒でアンカーにタスキをつないだ。2位とは1分15秒差。

 区間賞は埼玉・斎藤雅英(大利根中)で8分52秒だった。(1)兵庫(2)東京(3)愛知(4)千葉(5)埼玉(6)山口(7)秋田(8)広島(9)長崎(10)栃木<7区=13キロ>

 首位の兵庫は北村聡(日清食品グループ)が落ち着いた走り。39分8秒でゴールした。東京・上野裕一郎(エスビー食品)が終盤猛烈に追い上げ、5秒差に迫ったが届かなかった。

 区間記録は長野・矢野圭吾(日体大)で37分54秒だった。