陸上男子実業団の強豪、コニカミノルタは26日、4月1日からの新体制を発表した。

 酒井勝充監督(52)が総監督に就任し、ここ数年実質的にチームを指導してきた磯松大輔コーチ(39)が監督に就任する。

 同チームはこの日、今年元日のニューイヤー駅伝で5年ぶり7度目の頂点に立った優勝報告会を東京・八王子の京王プラザホテル八王子で開いた。開宴前に記者会見した酒井監督は「いい形でバトンタッチしたいと以前から思っていた。これからは(日本陸連強化副委員長として)日の丸を背負う選手がいかに世界と戦うか。今まで以上の情熱で(指導に)あたりたい」と抱負。選手や兼任コーチ、コーチとして7度の優勝全てに関わってきた磯松コーチは「責任の重さをひしひしと感じている。目指すのは五輪や世界選手権に毎回、選手を送り出すこと」と抱負を語った。