今夏の世界陸上女子マラソン代表選考会で国内最終レースとなる名古屋ウィメンズマラソンは10日午前9時10分、ナゴヤドームを発着とするコースで号砲が鳴る。国内外の有力招待選手の記者会見が8日、名古屋市内のホテルで開かれた。

 昨年のロンドン五輪で、日本女子最高の16位に入った木崎良子(27=ダイハツ)は、それ以来のマラソンになる。主に米国アルバカーキで高地トレーニングを積み「今までのマラソン練習よりも、レベルアップした走りが出来ました。自信を持ってレースに臨める状態です」と話した。五輪後は、肩甲骨の使い方や可動域を広げるなど、フォームを修正してきた。レース当日は高温が予想されるが「寒いより暑い方が好きです」と意に介さない様子だった。