日本陸連は2日、東京都内での強化委員会で今季の強化体制を話し合い、世界選手権(8月・モスクワ)の目標をメダル1、入賞5に設定したと発表した。

 メダル候補には出場意思を明かしていない男子ハンマー投げのロンドン五輪銅メダリスト、室伏広治(ミズノ)を挙げ、原田康弘強化委員長は「出場するものと考えている」と話した。

 また山下佐知子女子中・長距離マラソン部副部長は2016年リオデジャネイロ五輪女子マラソンの代表選考について「女子マラソンは記録が低迷している。できれば記録を盛り込みたい」と五輪代表選考で初めて派遣設定記録を設ける考えを示した。