<陸上:織田幹雄記念国際陸上競技大会兼世界選手権代表選考会>◇第1日◇28日◇エディオンスタジアム広島

 あ~あ、負けちゃった-。8月の世界陸上モスクワ大会の男子マラソン代表に決まった公務員ランナーの川内優輝(26=埼玉県庁)が、スピード強化の一環として男子5000メートルに出場。14分9秒88で、出場20人中18位に終わった。

 本職がマラソンだけに、トラックで劣るのは当然だが「抜かれてから粘りきれなかった」と川内らしく反省の弁。自己ベストに11秒26遅れてのゴールだったが、一方で「ボロボロに負けた方が気合が入る」と雑草魂ものぞかせた。