<陸上:セイコーゴールデングランプリ陸上2013東京>◇5日◇東京・国立競技場

 76メートル03で5位に終わったディーン元気(早大)は、敗因を問われると「う~ん」と、しばし時間を置き「分かりません。狂い出すと分からなくなるのがこの種目。難しい試合だった」と話した。

 4月7日の今季初戦、第46回東京6大学対校陸上では、いきなり大台超えとなる80メートル15の大会新記録で優勝。順調に滑り出したかに思えたが、同29日の織田記念は76メートル38。その数字より劣る記録に終わり「(イメージが)動きにつながってこない。またコーチに、アドバイスをもらいに行ってきます」と出直しを期した。2週間後には関東インカレに出場予定。修正も重ねて臨む。