<陸上・ダイヤモンドリーグ第10戦:モナコ国際>◇19日◇モンテカルロ

 キプロプの男子1500メートル3分27秒72をはじめ、7種目で今季世界最高が生まれる盛況だった。

 男子では5000メートルのエドウィン・ソイ(27=ケニア)が12分51秒34、棒高跳びのルノー・ラビレニ(26=フランス)が5メートル96、やり投げのヴィテスラフ・ヴェセリー(30=チェコ)が87メートル68、女子では400メートルのアマントル・モンショー(30=ボツワナ)が49秒33をマークした。

 また400メートルリレーでは米国が男女とも今季世界最高。男子が37秒58、女子が41秒75だった。

 「正直、ここまでのタイムは予想していなかった」と話すのは女子400メートルのモンショー。7種目中5種目が400メートル以上の種目で、トラックを周回する種目にはコンディションが良かったようだ。

 その一方、ジャスティン・ガトリン(31=米国)の男子100メートル優勝タイムは9秒94、クイーン・ハリソン(24=米国)の女子100メートル障害は12秒64と、直線で行われた種目の記録は今ひとつだった。